エリート弁護士は、溢れる庇護欲で年下彼女を囲い込む
詩織の腕を掴んで軽く引き寄せると、なぜか詩織のカーディガンのボタンを閉め始める。
「あ、あの……」
まごまごしている詩織に、矢城がニッと口の端を上げ、声に色気を滲ませた。
「胸元が隙だらけ。そんな恰好で男の前に出たら、襲ってくれと言わんばかりだ。それとも誘ってくれてんの? 君がいいなら本当に抱き枕にするよ」
「あっ……!」
指摘されて気づいたが、寝る前なのでブラジャーを外している。
胸の形がパジャマ越しにわかってしまったのかもしれない。
耳まで火照らせた詩織は慌てて後ずさり、カーディガンの胸元を引き合わせるようにして隠した。
羞恥の中で目を泳がせる詩織を、矢城が顎ひげを撫でながらククと笑って見ている。
(先生って、時々こういう冗談を言うのよね。どう返していいのかわからなくて、困る……)
おそらく矢城は、オロオロする詩織の反応が可愛いのだろう。
発言は際どいものだけど、その優しい眼差しは美緒を見守る時と似ていて、子供扱いされていることにも詩織は恥ずかしく思った。
「あの、私、部屋に戻ります。おやすみなさい」
ペコリと会釈し、スリッパをパタパタと鳴らして相談室に戻る。
「あ、あの……」
まごまごしている詩織に、矢城がニッと口の端を上げ、声に色気を滲ませた。
「胸元が隙だらけ。そんな恰好で男の前に出たら、襲ってくれと言わんばかりだ。それとも誘ってくれてんの? 君がいいなら本当に抱き枕にするよ」
「あっ……!」
指摘されて気づいたが、寝る前なのでブラジャーを外している。
胸の形がパジャマ越しにわかってしまったのかもしれない。
耳まで火照らせた詩織は慌てて後ずさり、カーディガンの胸元を引き合わせるようにして隠した。
羞恥の中で目を泳がせる詩織を、矢城が顎ひげを撫でながらククと笑って見ている。
(先生って、時々こういう冗談を言うのよね。どう返していいのかわからなくて、困る……)
おそらく矢城は、オロオロする詩織の反応が可愛いのだろう。
発言は際どいものだけど、その優しい眼差しは美緒を見守る時と似ていて、子供扱いされていることにも詩織は恥ずかしく思った。
「あの、私、部屋に戻ります。おやすみなさい」
ペコリと会釈し、スリッパをパタパタと鳴らして相談室に戻る。