エリート弁護士は、溢れる庇護欲で年下彼女を囲い込む
二十代の頃は恋愛もののヒロイン役が多く、今は医者や刑事など、プライドや正義感が際立つ役柄の作品に多数、出演している。
キリッと切れ長の瞳の美人で、赤いラインで縁どられた黒いワンピースがよく似合っていた。
気が強そうなイメージはそのままで、実際の性格もハッキリしていると聞いたことがあった。
葉山が右隣りに視線を送ると、女性弁護士が頷いて口火を切る。
「私は葉山裕子さんから依頼を受けました弁護士の鈴木と申します。浅木さんにお尋ねします。あなたは二月、葉山さんに対して不貞行為の慰謝料をお支払いになりました。その全額返還と、小関さんに対して慰謝料を請求する旨の内容証明が届きましたが、間違いはありませんか?」
詩織はまったく関知していないことで戸惑うしかできないが、代わりに矢城が「はい」と答える。
すると葉山がテーブルを叩いた。
「あなたねぇ、今さらなんなのよ! 私への謝罪文は嘘だったというの? 反省しているようだから五十万の格安慰謝料で許してあげたのに」
キリッと切れ長の瞳の美人で、赤いラインで縁どられた黒いワンピースがよく似合っていた。
気が強そうなイメージはそのままで、実際の性格もハッキリしていると聞いたことがあった。
葉山が右隣りに視線を送ると、女性弁護士が頷いて口火を切る。
「私は葉山裕子さんから依頼を受けました弁護士の鈴木と申します。浅木さんにお尋ねします。あなたは二月、葉山さんに対して不貞行為の慰謝料をお支払いになりました。その全額返還と、小関さんに対して慰謝料を請求する旨の内容証明が届きましたが、間違いはありませんか?」
詩織はまったく関知していないことで戸惑うしかできないが、代わりに矢城が「はい」と答える。
すると葉山がテーブルを叩いた。
「あなたねぇ、今さらなんなのよ! 私への謝罪文は嘘だったというの? 反省しているようだから五十万の格安慰謝料で許してあげたのに」