Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「前田さんのことが好きなのはわかりましたけど…」

ようやくなんとか声を絞り出すわたし…

先輩が顔を上げた。
で、やっとわたしを見た。

「不倫ですよね…」

「そうだね…」

ふって寂しそうに笑って言った先輩にはもう…なんの魅力も感じない。

「利用されたことは…もう忘れます。」

わたしは力を振り絞って立ち上がった。

「ひとつだけ言わせてください。」

先輩をみると、ぼーっとわたしを見上げている。

「先輩、高校の時ハイジャンやってるときは…ものすごく輝いてました。それはウソじゃなく…純粋に頑張ってたからだと思います。だから…今も…きっと…不倫なんて…もうやめてください。先輩は…もっとちゃんとした恋愛できるはずです!」
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