Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「だから、わたしのことは気にしないで。」

そしてニコッと笑うと言った。

「先に行ってるね。理輝。」

おいっ!

「って、そういうことだ。じゃな。もう連絡してくんなよ。

女は

「ちょっ!理輝!」

って叫んでたけど、俺はあわてて結菜を追いかけた。


「待てよ。結菜。」

「理輝。ほんとあんたって鬼畜。」

「は?」

結菜がスタスタ歩きながら、プリプリ怒ってる。

「女の子の気持ち考えなよ?ひどすぎだよ。今の。」

「そんなこと言ってもさ。俺だって…」

「理輝ってさ。ほんとはいいヤツなのにね。女の子に対しては鬼みたいに冷たくなるから…
まぁ。友達のわたしがとやかく言うことじゃないけどさ。同じ女として言わせてもらうとね。」

「はぁ…」

「ありえないわ。理輝と付き合うとか。」

「は?」

「ほんと無理。」
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