Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「どうも。」

「お仕事何されてるんですか?」

「え?俺?」

……
……

会話は無難に続いていった。
機嫌損ねないようにと言ってた先輩の言葉が気にかかって自然とゼスチャーとかおっきくなってるかもしれない。

少したって、トイレに立ったわたしが部屋に戻ると、横の席に亜輝さんが座っていた。

「やぁ。結菜ちゃん。」

にこっと愛想笑いをする亜輝さん。

「楽しそうだね。」

その顔はすごくなんか無愛想な気がして、今までと全然違う。

何か怒ってるんだろうか?

わたし怒らせた?

わたしの席は一番端っこで、右側には誰もいない。
左側の亜輝さんは自分の左側に座ってる林田さんには背を向けて、わたしのほうを向いて座った。

「楽しいですよ。」

にこっとわたしも愛想笑いした。

「ねぇ。俺嫌いなんだけど?」

「え?」

やっぱりなんか怒ってるよね?
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