Favorite Love~本命は一番近くにいた~
理輝の部屋の前まで来た。

わたしが通るのに、女の子が

「あ、ごめんなさい。」

と言って、ちょっと扉の中に体を移動した。

か、かわいい。

なんてかわいい子…。

きっとわたしたちより年下だ。
大学生?へたしたら高校生でもおかしくないくらいの…
目がクリクリでサラサラのロングヘアで、愛くるしいって言葉がぴったりの女の子。

「いえ、通れますから。」

そういいながら、チラっと扉の中を見ると、理輝がいた。

わたしには視線をあわせてない。

「邪魔になるから入れよ。七未(なみ)。」

「ほんと?うわっ。うれしい。」

そして扉はぱたんとしまった。

しまった…


< 147 / 298 >

この作品をシェア

pagetop