Favorite Love~本命は一番近くにいた~
やだ…知らないうちに泣いてる。わたし…。

「ていうか、その彼女ができてから、自分の想いに気づくとか終わってますよね?わたし。」

また涙をふく。

「ほんと…ばか…。鬼畜とか言ってるけど、わたしだってコンパ行ったりとかしてるし理輝のこと言えない行動してるし…避けられて当然で。ほんと自分が嫌になっちゃって。」

もう袖口でぬぐい切れないほどの涙が大量にあふれてる。

「そのくせにあきらめずまだ好きだとか、ほんっと最悪…」

ボタボタと涙が下に落ちて、地面に吸収されてく…

バカなわたし。
何言ってるんだろう…?

「結菜ちゃん。泣きすぎ。」

そしたらボタボタ涙を落してるわたしの目の前にさっとふかふかのフェイスタオルが出てきた。

「亜輝さん…ありがとうございます。」

フェイスタオルをもらうとわたしは思い切り顔を覆った。

「すみません。」

しばらくわたしは鼻をすすりながら泣いていた。
化粧も取れて目もはれてひどい顔だったんじゃないかと思う。

亜輝さんはだまって横に立ってくれていた。
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