Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「理輝さぁ。」

「え?」

ちょっと落ち着いたわたし。
フェイスタオルでもう顔を覆わなくていいくらい涙がとまったころに亜輝さんがぼそっと言った。

「今まで女にだらしなかっただろ?」

「はい。」

「けど、ここ数か月。もうそういう女いなかったよ。」

「え?」

そういえば…
女性の影がちらつかなくなったのは…いつからだろう?
確かにマンションに出入りしてる女性を見ることがなくなっていた。

そんな中…突然現れたのが七未さんというあのかわいらしい彼女なのだ。

「けど、今はかわいい彼女がいますから…」

「彼女ねぇ…」

そしたら亜輝さんがくすっと笑った。

「まぁ俺は知らないけど、理輝の心も変化してんじゃない?結菜ちゃんと会って。」

「え?」

「あいつ鬼畜だったからさ。ほんとに。大学までは。」

「はい。それはわたしも知ってます。」

「ま。そんなアイツを変えたのは結菜ちゃんだってことは確かだから。」

「え?」
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