Favorite Love~本命は一番近くにいた~
「気づいてないの?」

「そんなこと…」

ふふって亜輝さんが笑う。

「自信もちなよ。」

「自信…ですか?」

「うん。」

そしてわたしのあたまをポンってした。

「かわいいね。結菜ちゃん。」

「え?」

「んー。なんかさ。俺もっとはやく出会ってればよかったなってさ。」

「え?」

「理輝と結菜ちゃんが出会うまでに出会いたかったな。」

「亜輝さん?」

そしたら亜輝さんはニコッと笑った。

「結菜ちゃん。ちょっとほんとつきあってもらっていい?理輝のことはちょっと忘れてさ。遠出しよ。俺行きたいとこあんだよね。」

「え?ほんとに?」

「うん。たまにはいいじゃん。ちゃんと明日家に送り届けるからさ。」

亜輝さんはその後夜中ずっと運転して、結構走った。
結構夜も更けてきたころに、どこか別荘みたいな場所についた。

どこだろう?

「ここは?」
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