Favorite Love~本命は一番近くにいた~


「あ、ごめんなさーい。」

結構ズッシリ重たかったわたしのエコバッグがドサッと音を立てて道路に落下した。
と、同時にグシャッて卵が割れた音がする。

え?マジ?

せっかくさっき最後の一個をなんとかゲットしたセールの卵…

そしてわたしの後ろから現れたのはイジワルそうな笑顔を浮かべる七未さんの姿だった。

人形みたいにかわいい顔。
ぱちぱちの二重でまつげはふさふさで長いし、栗色の髪はボブにカットされてて象牙色の肌にマッチしてる。
アイドルかって思うくらいのかわいさ。

最初は思ってたんだよね。
すっごいかわいくて優しそうでいい子そうな理輝の彼女だなって…


いろいろあって、理輝と付き合うことになって…
もうすぐクリスマスだなぁ。
理輝どうするのかなぁなんて考えながら…

土曜日の昼下がりに1週間分の食材を買い込み、帰宅中だった。
理輝は今日まで出張でいない。
大きな荷物を2つもって歩いてたら、後ろからドンって押された。
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