Favorite Love~本命は一番近くにいた~
チラっと結菜を見ると、キラキラに目が輝いてて、この2匹の怪獣にやられてしまってるのがわかる。

弟の海斗(かいと)のほうが、高速ハイハイで結菜に近づいてきて、足をがしっとつかんでつかまり立ちしたのだ。

「かわいい~。めちゃくちゃかわいいです。恵梨香さん。」

目がハートにならんばかりの勢いだ。

「抱っこしてみてもいいですか?」

「ええ。ぜひ。」

それで、海斗抱っこして、目がほんとにうるうるしてやがる。

「こんな子ほしい~。」

抱っこしたまま、俺がリビングのほうへ歩いて行ったので、結菜もその後ろを恵梨香さんと一緒についてきた。
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