Favorite Love~本命は一番近くにいた~
なんで、こんないいヤツが、女の子大事にしないんだろ?

けど…わたしも女の子なんだけど…?

わたしはきっと…
理輝の中では女じゃないんだよね。
男友達とおんなじ扱いなんだ…


「よう。理輝じゃん?」

お弁当食べて、レジャーシートの上で持ってきたコーヒー2人で飲んでたら、誰かが声をかけてきた。

「あー。なおと。」

理輝がそちらを向いて手をあげた。

友達かな?

わたしは、ペコリと頭を下げた。

「久しぶりじゃん?」

向こうはデート中なのか女の子を連れてる。

「なんだよ。珍しい。おまえがデートしてるなんてな。」

「は?うっせー。黙れ。俺も…」

「デートじゃないですよ。わたしたち友達同士なので。」

わたしはすかさず否定する。

「え?」

その友達はちょっと驚いた顔をした。

だってデートじゃないもん。
理輝の彼女になんて絶対なりたくないし。

こんな女癖悪い人…の彼女なんて
絶対無理だし。

わたしは理輝とは友達なんだし…
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