Favorite Love~本命は一番近くにいた~
~北郷理輝side~

「悪いな。亜輝。」

「高いぞ。」

動物園の後、ドライブして、景色の良い丘まで登って夜景見た後、晩ご飯に予約してたレストラン連れてって、そのあと、亜輝のとこ、車返しがてら、そのあとマンションまで亜輝に送ってもらうことになった。

「おまえさ。本気なの?」

俺たち2人は後部座席に乗ってて、結菜は疲れたのかスヤスヤと眠ってしまってる。
俺の肩に結菜の頭がズシリと重たい。
けど…それがヤケに…心地いい。

「なんだよそれ。」

「今までのおまえの女の扱いとは違うなって思っただけ。」

「悪いか?」

そうさ。
一回も身体も重ねてねーのにこんなにハマってるとか…自分でも意味わかんねーよ。

「ふーん…」

俺は無言で外の景色を眺めるフリをした。
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