初対面の男の人とルームシェアリング始めました。
2人は、そのままそのデパートの9・10階にあるレストラン街を歩いた。蓮くんのリングを感じながらつなぐ手もいいものだな、なんてぽぉ~っと陽葵が考えていると、蓮がひとつのレストランの前で立ち止まった。
「ミラノの空」
と看板には書いてあった。壁には、ミラノのドゥオモと真っ青なミラノの空が描いてあった。
「あいつら、元気にやってるみたいでよかったな」
「こんなきれいなドゥオモと空を毎日、見てるのかな」
「ここにする?」
と蓮くん。いいかもしれない。
「うん。気持ちだけは、2人と一緒」
「いらっしゃいませ。2名様ですか?」
「お客さま、ラッキーです。ドゥオモ ステンドグラス席の予約がたった今、1席キャンセルされて。お通しできますよ。」
満面の笑顔のウェイターさん。思わず笑顔ほころぶ2人。
(ラッキーだね!)
蓮が陽葵に耳打ちした。
席に通されると、椅子を引いてくれ、座らせてくれた。
「ご注文がお決まりのころ、参ります」
窓が、綺麗なステンドグラスになっている。街明かりに照らされ、キラキラ輝いている。
「きれい・・・」
陽葵は、それを見て言ったが。蓮はそれを見て微笑む陽葵の顔を見てつぶやいた。
「きれいだ・・・」
そのつぶやきの意味を知ってか知らずか、陽葵は蓮に言った。
「ねぇ、いつか、お姉ちゃんたちに会いに、ミラノに行こうよ」
「新婚旅行にね」
「そんなに待てない!!」
違う意味で・・・。
「僕が、そんなに待てないよ!そんな何年も、付き合ってから、のつもり?」
「え?」
「僕は、半年くらい付き合って、1年後には結婚したいと思ってる」
「それって・・・」
真っ赤になる陽葵、と言葉を発した蓮。
「うん。実質上のプロポーズ、かなぁ、っと。もちろん、ちゃんとしたプロポーズもするけど」
ぐいぐい来るなぁ、蓮くん。と思いつつ、
「嬉しい・・・」
と目を潤ませる陽葵だった。
「ミラノの空」
と看板には書いてあった。壁には、ミラノのドゥオモと真っ青なミラノの空が描いてあった。
「あいつら、元気にやってるみたいでよかったな」
「こんなきれいなドゥオモと空を毎日、見てるのかな」
「ここにする?」
と蓮くん。いいかもしれない。
「うん。気持ちだけは、2人と一緒」
「いらっしゃいませ。2名様ですか?」
「お客さま、ラッキーです。ドゥオモ ステンドグラス席の予約がたった今、1席キャンセルされて。お通しできますよ。」
満面の笑顔のウェイターさん。思わず笑顔ほころぶ2人。
(ラッキーだね!)
蓮が陽葵に耳打ちした。
席に通されると、椅子を引いてくれ、座らせてくれた。
「ご注文がお決まりのころ、参ります」
窓が、綺麗なステンドグラスになっている。街明かりに照らされ、キラキラ輝いている。
「きれい・・・」
陽葵は、それを見て言ったが。蓮はそれを見て微笑む陽葵の顔を見てつぶやいた。
「きれいだ・・・」
そのつぶやきの意味を知ってか知らずか、陽葵は蓮に言った。
「ねぇ、いつか、お姉ちゃんたちに会いに、ミラノに行こうよ」
「新婚旅行にね」
「そんなに待てない!!」
違う意味で・・・。
「僕が、そんなに待てないよ!そんな何年も、付き合ってから、のつもり?」
「え?」
「僕は、半年くらい付き合って、1年後には結婚したいと思ってる」
「それって・・・」
真っ赤になる陽葵、と言葉を発した蓮。
「うん。実質上のプロポーズ、かなぁ、っと。もちろん、ちゃんとしたプロポーズもするけど」
ぐいぐい来るなぁ、蓮くん。と思いつつ、
「嬉しい・・・」
と目を潤ませる陽葵だった。