癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
休憩所
アンとアルバートが話している。
「アルバート様、ソフィア様も風の国へ行くとおっしゃってまして…。」
「やはり、予想通りですね。
とりあえず、ロエル様にも連絡しておきます。あと、護衛を二人、ソフィア様には悟られないようお付けしましょう。風の国までの地図を持って行きなさい。」
と言って、アルバートは地図をアンに渡した。
「ありがとうございます。」
「この矢印の道の通りに行くと、安全にロエル様に合流出来るはずです。」
「アルバート様、無理を申し上げて申し訳ありません。本当にありがとうございます。」
「くれぐれもソフィア様に力を使わせないようお願いしますよ。ソフィア様の癒しの力を知っているのは、この城では陛下とアンと私だけですから。ソフィア様の力を見た風の国の王や兵士達は平和協定を結んだ時に誰にも言わないという誓約書を交わしました。しかし、もし他の者に力の事が漏れでもしたら、4国全土から、ソフィア様が狙われる恐れがあります。それだけでなく、国民にバレたりしたら、癒しの力を独り占めしていると反感を買うこととなり、王族は国民を敵に回すことになるでしょう。結婚どころではなくなります。よろしく頼みますよ。次期王妃になられるお方ですから。」
「命に代えてもお守りします!」
アンは力強くそう言うと、パタパタと部屋を出て行った。
はぁ、閉じ込めておければ良いのですが、そんなことをして前のように勝手に出て行かれても困りますからね。かと言って大っぴらにソフィア様をお連れすれば、加担した者達も罰せられる恐れがあるし…、全責任は私が負いましょう。
などと考えながら、アルバートは再び大きな溜め息をついた。
アンとアルバートが話している。
「アルバート様、ソフィア様も風の国へ行くとおっしゃってまして…。」
「やはり、予想通りですね。
とりあえず、ロエル様にも連絡しておきます。あと、護衛を二人、ソフィア様には悟られないようお付けしましょう。風の国までの地図を持って行きなさい。」
と言って、アルバートは地図をアンに渡した。
「ありがとうございます。」
「この矢印の道の通りに行くと、安全にロエル様に合流出来るはずです。」
「アルバート様、無理を申し上げて申し訳ありません。本当にありがとうございます。」
「くれぐれもソフィア様に力を使わせないようお願いしますよ。ソフィア様の癒しの力を知っているのは、この城では陛下とアンと私だけですから。ソフィア様の力を見た風の国の王や兵士達は平和協定を結んだ時に誰にも言わないという誓約書を交わしました。しかし、もし他の者に力の事が漏れでもしたら、4国全土から、ソフィア様が狙われる恐れがあります。それだけでなく、国民にバレたりしたら、癒しの力を独り占めしていると反感を買うこととなり、王族は国民を敵に回すことになるでしょう。結婚どころではなくなります。よろしく頼みますよ。次期王妃になられるお方ですから。」
「命に代えてもお守りします!」
アンは力強くそう言うと、パタパタと部屋を出て行った。
はぁ、閉じ込めておければ良いのですが、そんなことをして前のように勝手に出て行かれても困りますからね。かと言って大っぴらにソフィア様をお連れすれば、加担した者達も罰せられる恐れがあるし…、全責任は私が負いましょう。
などと考えながら、アルバートは再び大きな溜め息をついた。