癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
「恐ろしい魔物ではないのですか?」
と、ソフィアが尋ねると、
「とんでもない!銀狼様は大人しい温和な性格だよ。でも、ここぞって時は、この街の人達を守ってくれるんだ!」
「じゃあなぜ80年間も閉じ込められていたんですか?」
「あんたたち、何にも知らないんだね。銀狼様に起こった悲恋の物語を。」
「お、教えてくださいっ!!」
ソフィアは椅子から立ち上がり懇願した。
女将は驚いたが、興味本位の冷やかしなどではないというのがソフィアの瞳から伝わったようで、
「分かった、分かった。落ち着いて。今は忙しいから、もう少し客が減ったら戻ってくるよ。それまでしっかり食べときなさい。」
と笑顔で言って、店の奥へと消えるのと入れ違いに、別の店員が、食事を運んで来た。
今日は色んな事があったので、お腹も空いており、三人はほとんど話すことなく、黙々と食事を平らげた。
3人が食べ終わる頃には店にいた客も少し減ってきており、再び女将がやって来た。女将は空いているテーブルから、椅子を1つ手に取ると、くるりと向きを変え、ソフィア達のテーブルのそばに置き、座った。
「さて、なんだったかな。」
と女将が言うと、すかさずソフィアが、
「銀狼様の悲恋の物語です!」
「ああ、そうだったね。」
と言うと、神妙な顔をして話し始めた。
と、ソフィアが尋ねると、
「とんでもない!銀狼様は大人しい温和な性格だよ。でも、ここぞって時は、この街の人達を守ってくれるんだ!」
「じゃあなぜ80年間も閉じ込められていたんですか?」
「あんたたち、何にも知らないんだね。銀狼様に起こった悲恋の物語を。」
「お、教えてくださいっ!!」
ソフィアは椅子から立ち上がり懇願した。
女将は驚いたが、興味本位の冷やかしなどではないというのがソフィアの瞳から伝わったようで、
「分かった、分かった。落ち着いて。今は忙しいから、もう少し客が減ったら戻ってくるよ。それまでしっかり食べときなさい。」
と笑顔で言って、店の奥へと消えるのと入れ違いに、別の店員が、食事を運んで来た。
今日は色んな事があったので、お腹も空いており、三人はほとんど話すことなく、黙々と食事を平らげた。
3人が食べ終わる頃には店にいた客も少し減ってきており、再び女将がやって来た。女将は空いているテーブルから、椅子を1つ手に取ると、くるりと向きを変え、ソフィア達のテーブルのそばに置き、座った。
「さて、なんだったかな。」
と女将が言うと、すかさずソフィアが、
「銀狼様の悲恋の物語です!」
「ああ、そうだったね。」
と言うと、神妙な顔をして話し始めた。