癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
夜
晩餐会
長いテーブルの1番奥に、バスク王子が座り、その両隣を、ビアンカ女王と水の国の騎士団長がそれぞれ座っていた。
軽い乾杯から始まり、晩餐会は和やかに進んでいた。
ビアンカ女王がワイングラスを揺らしながら、バスク王子に、
「バスク王子、以前の傲慢な態度や刺々しさはどうしたのだ?まるで別人のようだ。」
と、問いかけた。バスク王子はその問いかけに、笑顔で、
「美しいビアンカ女王を前に緊張しているだけですよ。」
と、答えた。
ビアンカ女王はそれを聞くと、ふっと、軽く笑ってから、
「風の噂で聞いているぞ。ロズウェル王にしてやられたと。」
そう言われ、バスク王子は食べていた物を喉に詰まらせ、ゴホゴホと咳き込んだ。そして、咽せながらも、
「ど…どんな噂が?」
と、聞き返した。
「いやいや、うちの魔女から少し聞いただけだ。噂にはなっていないから安心されよ。」
と、慌てた様子のバスク王子に微笑んだ。
「南の魔女か…。魔女同士は結託が強いから困ったものだ。まぁそれならあらかた聞いているのでしょう。風の国の為に少し考え方を変えただけですよ。」
「なるほど。良いことだ。」
と言うと、ビアンカ女王はグラスのワインを飲み干した。
晩餐会
長いテーブルの1番奥に、バスク王子が座り、その両隣を、ビアンカ女王と水の国の騎士団長がそれぞれ座っていた。
軽い乾杯から始まり、晩餐会は和やかに進んでいた。
ビアンカ女王がワイングラスを揺らしながら、バスク王子に、
「バスク王子、以前の傲慢な態度や刺々しさはどうしたのだ?まるで別人のようだ。」
と、問いかけた。バスク王子はその問いかけに、笑顔で、
「美しいビアンカ女王を前に緊張しているだけですよ。」
と、答えた。
ビアンカ女王はそれを聞くと、ふっと、軽く笑ってから、
「風の噂で聞いているぞ。ロズウェル王にしてやられたと。」
そう言われ、バスク王子は食べていた物を喉に詰まらせ、ゴホゴホと咳き込んだ。そして、咽せながらも、
「ど…どんな噂が?」
と、聞き返した。
「いやいや、うちの魔女から少し聞いただけだ。噂にはなっていないから安心されよ。」
と、慌てた様子のバスク王子に微笑んだ。
「南の魔女か…。魔女同士は結託が強いから困ったものだ。まぁそれならあらかた聞いているのでしょう。風の国の為に少し考え方を変えただけですよ。」
「なるほど。良いことだ。」
と言うと、ビアンカ女王はグラスのワインを飲み干した。