癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
「あのロエル?…そろそろ離してもらえると…」
と、ソフィアが赤くなりながらロエルに声をかけた。ロエルは慌ててがっちりと抱きよせていたソフィアの身体を解放した。
「ああ!すまない!ソフィア怪我は?」
「ないわ。ロエルが守ってくれたから。ありがとう。」
守るためとはいえ、急に抱き寄せられたソフィアの鼓動は、なかなか静まらなかった。
「それにしてもどうしてソ…」
(ソフィア様を狙ったのだろう?)
と、言いかけたバスク王子をロエルが制止して逆に質問を投げかけた。
「俺達がこの時間に来ることを知っているのはここに居る者以外に話したか?」
「話したよ。元々知らせる事になっていたからな。水の国の騎士団長と、土の国のビアンカ女王にも話した。」
「そうか。」
と、返事をした。
ロエルから解放されたソフィアは、ベルデの元に駆け寄り、リンデルから預かった魔法の杖を丁寧に手渡した。
ロエルはソフィアが少し離れたところでベルデと話しているのを確認すると、バスク王子に小さな声で話しかけた。
「ソフィアには、自分が狙われたことを悟られないようにしたいんだ。俺が狙われているということで頼む。」
と、バスク王子に言うと、バスク王子も快く、
「確かに。さっきはすまなかった。危うくソフィア様を怖がらせてしまうところだった。しかし、なぜ彼女が狙われたのだろう?」
「今はまだ分からない。だが、これから分かるはずだ。」
と、言い、矢が放たれた方向に目をやった。
「とりあえず警備も強化させよう。」
と、バスク王子が言うと、
「よろしく頼む。」
と、ロエルは答えた。
と、ソフィアが赤くなりながらロエルに声をかけた。ロエルは慌ててがっちりと抱きよせていたソフィアの身体を解放した。
「ああ!すまない!ソフィア怪我は?」
「ないわ。ロエルが守ってくれたから。ありがとう。」
守るためとはいえ、急に抱き寄せられたソフィアの鼓動は、なかなか静まらなかった。
「それにしてもどうしてソ…」
(ソフィア様を狙ったのだろう?)
と、言いかけたバスク王子をロエルが制止して逆に質問を投げかけた。
「俺達がこの時間に来ることを知っているのはここに居る者以外に話したか?」
「話したよ。元々知らせる事になっていたからな。水の国の騎士団長と、土の国のビアンカ女王にも話した。」
「そうか。」
と、返事をした。
ロエルから解放されたソフィアは、ベルデの元に駆け寄り、リンデルから預かった魔法の杖を丁寧に手渡した。
ロエルはソフィアが少し離れたところでベルデと話しているのを確認すると、バスク王子に小さな声で話しかけた。
「ソフィアには、自分が狙われたことを悟られないようにしたいんだ。俺が狙われているということで頼む。」
と、バスク王子に言うと、バスク王子も快く、
「確かに。さっきはすまなかった。危うくソフィア様を怖がらせてしまうところだった。しかし、なぜ彼女が狙われたのだろう?」
「今はまだ分からない。だが、これから分かるはずだ。」
と、言い、矢が放たれた方向に目をやった。
「とりあえず警備も強化させよう。」
と、バスク王子が言うと、
「よろしく頼む。」
と、ロエルは答えた。