癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
ソフィアは訳が分からず、とにかくこの状態から脱しようと、のげぞるように後ろに動くが、ロエルの唇は離れることなくソフィアの唇を追いかけてきた。
そして、ロエルの手がソフィアの背中に回され、そのままロエルの体がソフィアに覆い被さり、ソフィアは寝台に倒された。
「んーっ、ハァ。」
ロエルのキスの嵐にソフィアは息も絶え絶えになっていた。その間ロエルの大きな手は流れるように優しくソフィアの耳から顎を通り、細い首、華奢な肩をなぞっていた。
そして、ロエルの唇が離れたかと思うと、今度はソフィアの首筋に沿ってキスをし始めた。
「あっ。」
と、ソフィアの口から思わず自然と声が漏れた。ロエルの指はとても優しくソフィアに肌に触れてくる。
「ロエル…どうして…?」
恍惚な表情でソフィアはロエルに問いかけた。
「昨日の夜は我慢したんだ。だから少しだけ…。」
ロエルの言葉にソフィアは強ばっていたはずの全身の力を抜いた。