癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
玉座の間
4人が玉座の間に足を踏み入れると、既に、玉座にバスク王子が座り、土の国と水の国の者達も揃っていた。
「待たせて申し訳ない。」
と、ロエルが言うと、
「いや、我々も先程来たところだ。今回は急に呼び寄せて申し訳ない。」
と、バスク王子が頭を軽く下げて言った。
土の国のビアンカ女王とその側にアイスもおり、その他の女戦士達も一緒にいた。
シルバーはアイスの方をじっと見つめていたが、アイスの方は気づいてか気づいていないのか一点を見つめ、一向にシルバーと目を合わせる気配はなかった。
水の国の騎士団長が、
「この度は、私共のわがままを聞き入れてくださり、誠にありがとうございます。」
と言い、水の国の騎士団長、副団長を始め、騎士、兵士達も一緒に、丁寧にお辞儀をした。
「ああ、構わない。」
と、ロエルが言うと、
「ところで、何故鎖で繋いでおられないのですか?凶悪な魔物と聞いておりますが…。」
と、副団長がちらりとシルバーの方を見ながら聞いてきた。シルバーは流れるような長い銀髪と青い目で、ビアンカ女王が話していた通りで、すぐに魔物だと分かった。
「そんなことは必要ない。そちらの国では、魔物は凶悪かもしれないが、我々の国では、凶悪な魔物などいない。火の国は魔物と共存している。魔物も人の心と同じ心を持っている。」
と、ロエルが答えた。すると、副団長は、
「ロズウェル王、もし可能ならその魔物、水の国で預からせては頂けないでしょうか?」
と、予想外の要求をしてきた。
しかし、ロエルは間髪入れず、
「断る。」
と、即答した。
4人が玉座の間に足を踏み入れると、既に、玉座にバスク王子が座り、土の国と水の国の者達も揃っていた。
「待たせて申し訳ない。」
と、ロエルが言うと、
「いや、我々も先程来たところだ。今回は急に呼び寄せて申し訳ない。」
と、バスク王子が頭を軽く下げて言った。
土の国のビアンカ女王とその側にアイスもおり、その他の女戦士達も一緒にいた。
シルバーはアイスの方をじっと見つめていたが、アイスの方は気づいてか気づいていないのか一点を見つめ、一向にシルバーと目を合わせる気配はなかった。
水の国の騎士団長が、
「この度は、私共のわがままを聞き入れてくださり、誠にありがとうございます。」
と言い、水の国の騎士団長、副団長を始め、騎士、兵士達も一緒に、丁寧にお辞儀をした。
「ああ、構わない。」
と、ロエルが言うと、
「ところで、何故鎖で繋いでおられないのですか?凶悪な魔物と聞いておりますが…。」
と、副団長がちらりとシルバーの方を見ながら聞いてきた。シルバーは流れるような長い銀髪と青い目で、ビアンカ女王が話していた通りで、すぐに魔物だと分かった。
「そんなことは必要ない。そちらの国では、魔物は凶悪かもしれないが、我々の国では、凶悪な魔物などいない。火の国は魔物と共存している。魔物も人の心と同じ心を持っている。」
と、ロエルが答えた。すると、副団長は、
「ロズウェル王、もし可能ならその魔物、水の国で預からせては頂けないでしょうか?」
と、予想外の要求をしてきた。
しかし、ロエルは間髪入れず、
「断る。」
と、即答した。