癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
既にアイスの身体の半分以上にまでただれが広がっていた。アイスはもう呼びかけに反応しなくなっていた。
「ソフィア様がいない…。一体どうすれば…。」
と、シルバーが悲しみが入り交じった声で力なく言うと、バスク王子が、大きな声で呼んだ。
「ベルデ!ベルデ!」
「はい、ここに。」
と、東の魔女ベルデがバスク王子の側に駆け寄った。
「何とか治せないのか?」
「申し訳ありません。私には治す力はございません。医者でも無理でしょう。魔物を殺すために特別に作られた毒のようです。しかし、進行を遅らせることくらいなら…。」
「それでいい!すぐにやってくれ!他の者はその間にソフィア様を捜せ!」
と、命令した。風の国の騎士や兵士達もバタバタと玉座の間を出て行った。
ベルデはすぐに、アイスの側に行くと、ブツブツと呪文を唱えながら、アイスの全身に沿って魔法の杖を振った。
すると、キラキラと光の粒がアイスの全身に降り注いだ。先程まで広がっていた、ただれが、スピードを落とした。ベルデは振り返ると、バスク王子に、
「一時的に進行を遅らせただけです。いつまで持つか分かりません。」
と、言った。
「しかし、ソフィア様はなぜ消えたんだ?」
と、バスク王子が言うと、
「どうでもいい、とにかく早く見つけてくれ!」
と、アイスを見つめながら、ビアンカ女王が祈るように言った。
「ソフィア様がいない…。一体どうすれば…。」
と、シルバーが悲しみが入り交じった声で力なく言うと、バスク王子が、大きな声で呼んだ。
「ベルデ!ベルデ!」
「はい、ここに。」
と、東の魔女ベルデがバスク王子の側に駆け寄った。
「何とか治せないのか?」
「申し訳ありません。私には治す力はございません。医者でも無理でしょう。魔物を殺すために特別に作られた毒のようです。しかし、進行を遅らせることくらいなら…。」
「それでいい!すぐにやってくれ!他の者はその間にソフィア様を捜せ!」
と、命令した。風の国の騎士や兵士達もバタバタと玉座の間を出て行った。
ベルデはすぐに、アイスの側に行くと、ブツブツと呪文を唱えながら、アイスの全身に沿って魔法の杖を振った。
すると、キラキラと光の粒がアイスの全身に降り注いだ。先程まで広がっていた、ただれが、スピードを落とした。ベルデは振り返ると、バスク王子に、
「一時的に進行を遅らせただけです。いつまで持つか分かりません。」
と、言った。
「しかし、ソフィア様はなぜ消えたんだ?」
と、バスク王子が言うと、
「どうでもいい、とにかく早く見つけてくれ!」
と、アイスを見つめながら、ビアンカ女王が祈るように言った。