癒しの君と炎の王 2~炎の王は癒しの娘をさらに溺愛中~
ロエルの方から一方的にされていたキスも、いつの間にかソフィアからも求め合うように唇を重ねた。そして、また再び、ソフィアはロエルの胸の中に顔を埋めた。

「ねぇ、ロエル…お願いがあるの。」

と、ソフィアが言った。

「ソフィアの願いなら何でも叶えたいと思っているよ。」

と言って、ロエルがソフィアの顔を覗き込んだ。

「私とロエルの結婚式の時に、シルバーとアイスさんの結婚式も一緒に出来ないかしら?」

と言った。

「本人達が望んでいるなら、俺は構わないよ。」

と言った。

「ほんとに?ありがとう!ロエル!」

と、言って、ソフィアはロエルにさらに抱きついた。するとロエルが、

「その代わり…。」

と切り出した。

「その代わり?」

と、ソフィアが聞くと、

「ソフィアにも俺の願いを聞いて欲しい。」

と言った。

「ええ、もちろん!私に出来ることなら何だってするわ!」

と言った。

「ソフィアにしか出来ないことだよ。」

と言った。

「何かしら?」

「今夜、この部屋に泊めて欲しい。」

「えっ?ロエルの部屋がちゃんとあるのに?」

「ソフィアと一緒にたいんだ。」

「でも…寝台は1つしかないし…。」

と、ソフィアは困った様子で返事をする。

「1つでいいんだよ。」

「えっ?!」

と、ソフィアが驚くと、ロエルが、ソフィアを抱きしめたまま持ち上げた。

「きゃっ!」

と、声を上げさらにソフィアが驚くが、そんなことはお構いなしに、ロエルはソフィアを寝台に運んだ。寝台にソフィアを座らせると、ロエルも膝をつき寝台に上がった。そのままロエルはソフィアの肩に手を置くと、すうっとソフィアを寝台に押し倒し、ロエルはソフィアの上に跨がった。

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