見捨てられたはずなのに、赤ちゃんごとエリート御曹司に娶られました
「和哉さん……んんっ」
「湯上がりでほんのり赤らんでる肌が、興奮して誘ってるみたいでゾクゾクする」
つけたばかりのパジャマのボタンを一つ一つ楽しそうに外しては、さらされていく私の素肌に熱っぽく息をついた和哉さんがとても淫らで、体の奥がじわりと疼き出す。
「俺の全部で伝えるから。ちゃんと感じ取って」
逞しい体をあらわにされてしまえば、私の理性だってもう持たない。
すべて脱ぎ去り、素肌を触れ合わせる。
徐々に高まっていく快楽に、我慢できずに喘ぎ出す。
「結衣、愛してる」
敏感な部分にキスの雨を降らせながら、彼が甘く囁く。
答えられない私の代わりに、彼は繰り返す。
耳もとで甘く、私を抱きかかえながら扇情的に、時には余裕なく。
「愛してるよ」
もう二度と離れない。そう誓い合うように、私たちは愛し合う。
笑って泣いて、怒って喜ぶ。
和哉さんがそばにいれば、何気ないその一瞬もすべて愛おしい。
かけがえのない日々を、三人で歩んでいきたい。
ゆっくりと、一歩一歩。
<END>
< 155 / 155 >
ひとこと感想を投票しよう!
あなたはこの作品を・・・
すべての感想数:348
この作品の感想を3つまで選択できます。
- 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
- 投票する
この作家の他の作品
表紙を見る
表紙を閉じる
ロザンナ・エストリーナ。
ブロンドの髪に青い瞳。可愛らしい見た目から、幼少期は天使と呼ばれる。
父親は宰相、十歳の時にアルベルト王子の花嫁候補に選ばれ、
誰もがその人生は輝かしきものになると思っていたが、
馬車事故で両親を亡くしてから、翳りが生じる。
王子の花嫁には選ばれず、生きるか死ぬかの狭間で怯えながら生きる日々。
ロザンナは諦めのため息と共に生涯を終えるが、
……すぐに人生の幕は上がり、彼女は九歳から人生を繰り返すこととなる。
「私、この人生飽きましたわ」
うんざり発言から始まった十回目。
なんだか今回はいつもと違っていて……。
今まで使えなかった光の魔力で両親を救ったら、王子の溺愛っぷりが爆発。
しかし、彼への想いなどとっくの昔に捨てました。
王子の愛は不要です。
十回目の人生、ひとりで華麗に生きてみせましょう。
20/06/20 start
20/07/29 end
24/06/29 SS追加
表紙を見る
表紙を閉じる
ルーリア・バスカイルは出生時に黒精霊から祝福を受けた。それによる魔力の暴走を恐れて伯父が施した小さな世界の中でひっそりと生きてきた。
ある日、“虹の乙女”として既に名を馳せている妹のアメリアと一緒に、王妃の誕生日パーティーに出席することになり、そこでルーリアはカルロスと再会する。
カルロスはルーリアが子どもの頃、黒精霊に襲われているところを助けてくれた男性で、再び会いたいと思っていた相手だった。
しかし、パーティーで魔力が暴走しかけ、黒精霊を呼び寄せてしまう。その場は再びカルロスに助けられたルーリアだったが、それを境に魔力が不安定となってしまう。
ルーリアは生きるために小さな世界を飛び出して、カルロスと縁を結ぶことになるが……。
愛のない結婚のはずだった。けれど、不器用でも温かな想いが確かな絆を深めていく。そんなふたりのお話。
2024/03/15 start
2024/04/02 end
2024/04/06 おまけの小話を追加
表紙を見る
表紙を閉じる
ソフィア・アンドリッジは幼いころより、
父親で、国王でもあるゼノンに疎ましく思われていた。
ある日、ソフィアに前世の記憶が蘇り、
自分の生きる世界が乙女ゲーム「メレディスの祝祭歌」と
同一であることに気づく。
未来に起こる破滅を回避するべく奮闘する中で、ソフィアの光の魔力も開花し、
徐々にゼノンとの距離が近くなっていく。
ソフィアが攻略対象キャラであるクラウド王子と友情を深めていると、
ゼノンから「あいつじゃなくて、俺の花嫁になれ」と言われたり……。
そして「メレディスの祝祭歌」の舞台となるアカデミーに入学後、
出会ったゲームヒロイン、メレディスの様子も、
なんだかイメージと違っていたり……と。
恋と魔法、そして陰謀に巻き込まれながらも、
ソフィアは明るい未来を目指して突き進む。
2022/03/06 start
2022/03/23 end
書籍化作品
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…


