男装即バレ従者、赤ちゃんを産んだらカタブツ皇帝の溺愛が止まりません!
「……そういえば。……っ、ここ数カ月はきていません」
口にしながら、胸が張り裂けそうなくらい鼓動が速く大きく鳴っていた。
月の物の遅れ……。その先にあるひとつの可能性が、私を激しく動揺させた。
「で、ですが! 昔から乱れがちでしたし、それに、ここのところは環境の変化も大きかったので……。きっと、そのせいです!」
私は焦燥のまま、聞かれてもいないのに強く訴えていた。
「周期の乱れの裏には、予期せぬ病など隠れている場合も往々にしてありますからな。念のために内診をしておきましょう」
ドクトール様の穏やかだが有無を言わさぬ毅然とした態度を前にして、頑なに拒むことできなかった。
腰のあたりにクッションを宛がわれ、促されるまま長ソファに横たわる。
内診の前にドクトール様の手でそっとガーゼを掛けられて視界が塞がれた。ドクンドクンと全身に血が巡る音を聞きながら、私は息を詰めて診察の終わりを待った。
ドクトール様が私の下肢から手を引いて、そっと場所を移る。
口にしながら、胸が張り裂けそうなくらい鼓動が速く大きく鳴っていた。
月の物の遅れ……。その先にあるひとつの可能性が、私を激しく動揺させた。
「で、ですが! 昔から乱れがちでしたし、それに、ここのところは環境の変化も大きかったので……。きっと、そのせいです!」
私は焦燥のまま、聞かれてもいないのに強く訴えていた。
「周期の乱れの裏には、予期せぬ病など隠れている場合も往々にしてありますからな。念のために内診をしておきましょう」
ドクトール様の穏やかだが有無を言わさぬ毅然とした態度を前にして、頑なに拒むことできなかった。
腰のあたりにクッションを宛がわれ、促されるまま長ソファに横たわる。
内診の前にドクトール様の手でそっとガーゼを掛けられて視界が塞がれた。ドクンドクンと全身に血が巡る音を聞きながら、私は息を詰めて診察の終わりを待った。
ドクトール様が私の下肢から手を引いて、そっと場所を移る。