男装即バレ従者、赤ちゃんを産んだらカタブツ皇帝の溺愛が止まりません!
サイラス様に愛を告げられて、足がふわりと宙に浮き上がるような心地がした。心も体も舞い上がるように軽くなって、目の前がキラキラと輝きだした。
サイラス様の愛を一身に受け、彼との愛の結晶である我が子を育む。サイラス様から目の前の示された幸福の道を想像し、心歓喜した。
だけど、あふれるような幸せに酔いしれながら、ふいにサイラス様が告げた一節が脳裏をよぎった。彼は『俺がお前の人生に影を落とすありとあらゆる障害を防ぐ盾となって守る』とこう言った。
果たしてこれが、私の望む夫婦の形なのだろうか……?
愛し愛される夫婦となり、愛のある家庭を築きたい。その思いの温度は、きっとサイラス様と同じ。しかしそこにあるのが、一方方向の庇護でいいのか。
さらに彼は『お前の歩む道に茨はない』と続けた。
サイラス様の優しい愛に守られた、平坦で穏やかな道……。それを望まないわけではない。だけど私の人生は、茨の道であってもいい。それが、サイラス様と手と手を取り合って行く道ならば、私はそんな茨の道にこそ踏み出したい。
サイラス様の愛を一身に受け、彼との愛の結晶である我が子を育む。サイラス様から目の前の示された幸福の道を想像し、心歓喜した。
だけど、あふれるような幸せに酔いしれながら、ふいにサイラス様が告げた一節が脳裏をよぎった。彼は『俺がお前の人生に影を落とすありとあらゆる障害を防ぐ盾となって守る』とこう言った。
果たしてこれが、私の望む夫婦の形なのだろうか……?
愛し愛される夫婦となり、愛のある家庭を築きたい。その思いの温度は、きっとサイラス様と同じ。しかしそこにあるのが、一方方向の庇護でいいのか。
さらに彼は『お前の歩む道に茨はない』と続けた。
サイラス様の優しい愛に守られた、平坦で穏やかな道……。それを望まないわけではない。だけど私の人生は、茨の道であってもいい。それが、サイラス様と手と手を取り合って行く道ならば、私はそんな茨の道にこそ踏み出したい。