男装即バレ従者、赤ちゃんを産んだらカタブツ皇帝の溺愛が止まりません!
「我ら臣下一同、サイラス陛下とセリーヌ皇妃殿下の御代に命を賭して尽くしてまいります」
罵りすら覚悟して臨んだ面会だった。けれど、私が予想していた展開とはならず、こんなにも頼もしい支援者を得る結果になった。
それなのに、昨日までとは一変したふたりの態度に一抹の寂しさは禁じ得ない。
低い位置にあるふたりの頭頂部を見下ろしながら、私は自身の選択とそれによって生じた変化を重く受け止めた。
……サイラス様の手を取るというのは、こういうこと。
昨日までの従者の私はもういない。それと同時に、私が尽力するのは従者仕事ではなくなった。
今すぐには難しいかもしれない。だけど私は、今日から必死で皇妃としての立ち居振る舞いを学んでいく。そしていつの日か、必ずサイラス様の隣に肩を並べるに相応しい皇妃になるのだ。
ふたりとの面会を経て、私はサイラス様の隣に立つ気構えを胸に刻んでいた。
サイラス様の妻として、皇妃として、つつがなく日々は流れた。
罵りすら覚悟して臨んだ面会だった。けれど、私が予想していた展開とはならず、こんなにも頼もしい支援者を得る結果になった。
それなのに、昨日までとは一変したふたりの態度に一抹の寂しさは禁じ得ない。
低い位置にあるふたりの頭頂部を見下ろしながら、私は自身の選択とそれによって生じた変化を重く受け止めた。
……サイラス様の手を取るというのは、こういうこと。
昨日までの従者の私はもういない。それと同時に、私が尽力するのは従者仕事ではなくなった。
今すぐには難しいかもしれない。だけど私は、今日から必死で皇妃としての立ち居振る舞いを学んでいく。そしていつの日か、必ずサイラス様の隣に肩を並べるに相応しい皇妃になるのだ。
ふたりとの面会を経て、私はサイラス様の隣に立つ気構えを胸に刻んでいた。
サイラス様の妻として、皇妃として、つつがなく日々は流れた。