追放されたチート魔導師ですが、気ままに生きるのでほっといてください
「ほら、さっさと乗って! 森が途切れるまで『ちょめちょめ』に運んでもらうから!」
「ちょめちょめ?」
「この子の名前よ」
プリシラはバジリスクの首を撫でる。
「……センスはどこいった?」
「ルル、うるさい! クロエもさっさと乗って!」
「は、はいっ」
とばっちりで怒鳴られてしまったクロエは慌ててバジリスクの背中よじ登る。羽毛を強く握ったら怒られるかなと思ったけれど、意外と大丈夫だった。
ようやく背中に登ったところで、するりとルルが頭に乗ってきた。
「……こんな行き当たりばったりで大丈夫なのかねぇ」
しゅんと尻尾が垂れ下がったルルのぼやきにクロエは「あはは」と笑顔を返す。
「まあ、仕方ないよ。プリシラちゃんは一度言い始めたら聞かない性格だからね」
「そうだな。クロエに『討伐隊に参加したいって聞かないプリシラを説得してくれ』って頼んだときも、なんでか一緒に参加することになったくらいだもんな」
「あのときはプリシラちゃんに『クロエの力が必要だから一緒に来てほしい』って涙ながらに頼まれてさ。仕方なく了承することにしたんだ」
「ちょめちょめ?」
「この子の名前よ」
プリシラはバジリスクの首を撫でる。
「……センスはどこいった?」
「ルル、うるさい! クロエもさっさと乗って!」
「は、はいっ」
とばっちりで怒鳴られてしまったクロエは慌ててバジリスクの背中よじ登る。羽毛を強く握ったら怒られるかなと思ったけれど、意外と大丈夫だった。
ようやく背中に登ったところで、するりとルルが頭に乗ってきた。
「……こんな行き当たりばったりで大丈夫なのかねぇ」
しゅんと尻尾が垂れ下がったルルのぼやきにクロエは「あはは」と笑顔を返す。
「まあ、仕方ないよ。プリシラちゃんは一度言い始めたら聞かない性格だからね」
「そうだな。クロエに『討伐隊に参加したいって聞かないプリシラを説得してくれ』って頼んだときも、なんでか一緒に参加することになったくらいだもんな」
「あのときはプリシラちゃんに『クロエの力が必要だから一緒に来てほしい』って涙ながらに頼まれてさ。仕方なく了承することにしたんだ」