追放されたチート魔導師ですが、気ままに生きるのでほっといてください
「いいに決まってるじゃん。猫を可愛がりながら豚や牛の肉を食べるのと一緒でしょ」
猫をペットとして可愛がるのは上流階級の人間の間で流行っているが、彼らを愛でる一方で、同じ動物の豚や牛を食べるのはなんらおかしいことではない。
対象が魔獣になったとしても同じこと──なのだが、どうもクロエは納得がいかない様子だった。なのでプリシラはルルに話を振ることにした。
「じゃあ、森の生態系を守ってた大精霊ルル様の意見も聞こうかしら?」
「え? 俺? まあ、生かすも殺すも『狩り人のルール』の範囲内だったら問題ないと思うけど」
「狩り人のルール?」
クロエが首を傾げる。
「獣を狩る『狩り人』が森で生きるための最低限のルールだ。『食べるためだけに狩る』、『必要以上に狩らない』、『狩った命に感謝し、報恩する』……気をつけろよぉクロエ? そのルールを逸脱すると、いつか手痛いしっぺ返しを喰らうことになるからなぁ?」
「……」
甘えるように喉をごろごろと鳴らしながら上目遣いで見てくるルルだったが、クロエは思わず口をへの字に曲げてしまった。
猫をペットとして可愛がるのは上流階級の人間の間で流行っているが、彼らを愛でる一方で、同じ動物の豚や牛を食べるのはなんらおかしいことではない。
対象が魔獣になったとしても同じこと──なのだが、どうもクロエは納得がいかない様子だった。なのでプリシラはルルに話を振ることにした。
「じゃあ、森の生態系を守ってた大精霊ルル様の意見も聞こうかしら?」
「え? 俺? まあ、生かすも殺すも『狩り人のルール』の範囲内だったら問題ないと思うけど」
「狩り人のルール?」
クロエが首を傾げる。
「獣を狩る『狩り人』が森で生きるための最低限のルールだ。『食べるためだけに狩る』、『必要以上に狩らない』、『狩った命に感謝し、報恩する』……気をつけろよぉクロエ? そのルールを逸脱すると、いつか手痛いしっぺ返しを喰らうことになるからなぁ?」
「……」
甘えるように喉をごろごろと鳴らしながら上目遣いで見てくるルルだったが、クロエは思わず口をへの字に曲げてしまった。