砂漠の国でイケメン俺様CEOと秘密結婚⁉︎

「…Too loud.」
〈…うるさい〉

彼が(うめ)くようにつぶやいた。

——まずい、また苦虫を百万匹くらい噛み潰した顔になってる……

だが、すぐにあたしの方に向き直る。

色めき立つ色とりどりの女性たちには、完膚なきまでのガン無視だ。


「私の真珠(ルールゥ)、迎えに来た」

そう告げて、あたしの背中に手が掛けられたかと思うと、次の瞬間、彼に横抱きでひょいっと持ち上げられていた。


——えっ、う、うそっ!

も、もしかして……お姫さま抱っこ⁉︎

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