恋の駆け引きはいつだって刺激的【完結】
♢♢♢
初めてを千秋さんに捧げてから1週間が経過した。
「わ、」
「どうしたの?」
「…いや、何でもないですけど」
食器を洗っていると、後ろから千秋さんに抱きしめられた。
ふわっと彼のにおいがしてキュンと胸が早鐘を打つ。あれ以降彼が益々甘くなった。
それからセックスもほぼ毎日している。
千秋さんは意外にも私を抱くときはいつも激しくて、普段はとてもやさしいからこそ、ギャップがあるように思った。
なんかスキンシップもエッチになったように思う。
心臓が持たないからやめてほしい。
と、私は思い出したように手を止めた。
肩越しに彼にいう。
「そうだ、千秋さん!私アルバイトしようかなって思ってまして」
「…アルバイト?」
私は蛇口のレバーハンドルを動かして水を止めた。
エプロンで手を拭き千秋さんに振り向く。千秋さんはなぜか浮かない顔をしていた。
「たまにお茶したり好きなもの買ったりするお金を稼ごうかなって」
「…うん、でもそれは夫婦なんだし俺の口座から…」
「違うんです。千秋さんはそういうけどやっぱり自分でそのくらい稼ぎたいなって。ただ家のことを今まで通りやるには数時間くらいのアルバイトがいいのかなって。あ、ちゃんと家のことはやります。そこは安心してください」
「…」
彼が少し息を吐き、私の顔を覗き込む。
いいよ、と言ってくれると思ったのに。
「うん、ダメ」
「え…」
速攻で却下されわたしは目を丸くした。
初めてを千秋さんに捧げてから1週間が経過した。
「わ、」
「どうしたの?」
「…いや、何でもないですけど」
食器を洗っていると、後ろから千秋さんに抱きしめられた。
ふわっと彼のにおいがしてキュンと胸が早鐘を打つ。あれ以降彼が益々甘くなった。
それからセックスもほぼ毎日している。
千秋さんは意外にも私を抱くときはいつも激しくて、普段はとてもやさしいからこそ、ギャップがあるように思った。
なんかスキンシップもエッチになったように思う。
心臓が持たないからやめてほしい。
と、私は思い出したように手を止めた。
肩越しに彼にいう。
「そうだ、千秋さん!私アルバイトしようかなって思ってまして」
「…アルバイト?」
私は蛇口のレバーハンドルを動かして水を止めた。
エプロンで手を拭き千秋さんに振り向く。千秋さんはなぜか浮かない顔をしていた。
「たまにお茶したり好きなもの買ったりするお金を稼ごうかなって」
「…うん、でもそれは夫婦なんだし俺の口座から…」
「違うんです。千秋さんはそういうけどやっぱり自分でそのくらい稼ぎたいなって。ただ家のことを今まで通りやるには数時間くらいのアルバイトがいいのかなって。あ、ちゃんと家のことはやります。そこは安心してください」
「…」
彼が少し息を吐き、私の顔を覗き込む。
いいよ、と言ってくれると思ったのに。
「うん、ダメ」
「え…」
速攻で却下されわたしは目を丸くした。