恋の駆け引きはいつだって刺激的【完結】
私は、彼女から詳しく状況を聞いた。どの駅から乗車してどの駅で下車したのか、どの道を通ってここまで来たのか。
「その資料というのは、手で持っていたのですか?」
「いえ、ノートパソコンなどを持ち歩く際のケースがあるんです。鍵付きの…それに入れていて」
「それを、肩掛けの自分の鞄へ入れていた、ということですよね」
はい、と涙声で言う。
本当に反省してるようで、泣いているのは演技ではなさそうだ。
そりゃそうだ…コンプライアンスどころの騒ぎではないだろう。
私は、「探してきます」そう言って走った。
その場にいた誰もが「え?」と、驚くような声を上げていたが千秋さんの会社のピンチを何とかしたいという思いで
浮気調査なんてそっちのけで走っていた。
彼女はどこにも寄っていないと言っていたけれど本当だろうか。
例えば、普段いつもコーヒーを買ってから出社する人は意識しなくてもコンビニへ寄ってから出社するだろう。
それと同じようなことが、他にもあるのではないか、そう思った。
「その資料というのは、手で持っていたのですか?」
「いえ、ノートパソコンなどを持ち歩く際のケースがあるんです。鍵付きの…それに入れていて」
「それを、肩掛けの自分の鞄へ入れていた、ということですよね」
はい、と涙声で言う。
本当に反省してるようで、泣いているのは演技ではなさそうだ。
そりゃそうだ…コンプライアンスどころの騒ぎではないだろう。
私は、「探してきます」そう言って走った。
その場にいた誰もが「え?」と、驚くような声を上げていたが千秋さんの会社のピンチを何とかしたいという思いで
浮気調査なんてそっちのけで走っていた。
彼女はどこにも寄っていないと言っていたけれど本当だろうか。
例えば、普段いつもコーヒーを買ってから出社する人は意識しなくてもコンビニへ寄ってから出社するだろう。
それと同じようなことが、他にもあるのではないか、そう思った。