幼なじみはトップアイドル 〜ちさ姉を好きになっていいのは俺だけ〜
***
すっかり遅くなってしまった。
もう、11時すぎ。
帰りは高柳先生が車で家まで送ってくれることになった。
先生がつけたカーラジオから流れてきたのは、璃音率いる〝フラワー・シャワー〟の新曲だった。
「あっ、“フラシャワ”」
「きみもファンなの?」
「いえ、あのお話したわたしの幼なじみ、この曲を歌ってる月川璃音なんです」
「ええっ? 『フラシャワ』っ、芸能界に疎いぼくも知ってるよ。本当にすごい幼なじみがいるんだね」
「そうですね。客観的に見ると。でもわたしにとっては、ただの幼なじみなんですけど」
そう、今も昔も、璃音はわたしの可愛い弟……
すっかり遅くなってしまった。
もう、11時すぎ。
帰りは高柳先生が車で家まで送ってくれることになった。
先生がつけたカーラジオから流れてきたのは、璃音率いる〝フラワー・シャワー〟の新曲だった。
「あっ、“フラシャワ”」
「きみもファンなの?」
「いえ、あのお話したわたしの幼なじみ、この曲を歌ってる月川璃音なんです」
「ええっ? 『フラシャワ』っ、芸能界に疎いぼくも知ってるよ。本当にすごい幼なじみがいるんだね」
「そうですね。客観的に見ると。でもわたしにとっては、ただの幼なじみなんですけど」
そう、今も昔も、璃音はわたしの可愛い弟……