ツインレイ⋅⋅⋅唯一無二
美桜は、慶にあの時妊娠していた事を
話した。
そんな私に母、いや十川 桜さんは、
日本をでろと言ったのだ、と。
慶さんは、私と瑞樹に
何度も頭を下げて
謝っていた。
「パパなの?僕の?」
と、言う瑞樹に
慶さんは、私を見るから頷くと
「うん。ごめん、ごめんね。
ずっと一緒にいれなくて
ダメなパパで。」
と、頭を下げる慶さんに
頭を撫でながら瑞樹は、
「僕、パパはいないと思っていた。
でも、ママと涼ちゃんがいたから
寂しくなかったよ。
でも、パパもいて
僕、嬉しい。」
と、言う瑞樹を思わず抱きしめる
慶さん。
「俺も、パパも嬉しい。」と。
私は、二人を見て
再び涙が溢れた。
三人で夕飯の買い物に行き
夕飯をつくる。
その間に慶さんには瑞樹と
シャワーを浴びてもらう。
着替えをした二人に
座ってもらい
一緒に食べる。
瑞樹には、日本も知って貰たいから
日本食も取るようにしている。
「パパ、美味しい?」
と、訊ねる瑞樹に
慶さんは、照れながら
「美味しいよ。
美桜の料理も。
瑞樹と一緒に食べるから美味しい。」
と、言うと瑞樹も
「僕も美味しい。」
と、ニコニコしながら言った。
瑞樹は、幼稚園の疲れもあり
慶さんの膝の上で眠ってしまった。
そんな瑞樹を愛おしそうに
頭を撫でる慶さん。
「慶さん·······
「美桜。ごめんね。
一人で辛かっただろう。
大変だったろう。」
と、言う慶さんに
美桜は、首を振りながら
「瑞樹がいたから。
涼ちゃんがいてくれたから。
慶さんの方が大変だったでしょ?
何も知らなくて
あんな態度をとってごめんなさい。」
と、言うと今度は慶さんが
頭を振りながら
そっと瑞樹をソファーに下ろして
慶は、美桜を抱きしめた。
慶の匂い、慶の温もりに
美桜は、慶の背中に腕を回した。
しばらく抱き合うと
慶は、愛しているんだ
と、何度も言いながら
美桜にキスをする。
キスにお惚れ
息が上がる二人は
おでこをつけて笑い合う。
今後の話は明日にして
瑞樹を挟んで眠りについた。
慶は、美桜の指に指を絡めて
深く眠りについた。