冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
そんなことを考えながらコーヒーを淹れて、テーブルに運ぶ。


「片づくと、これじゃいけない気がしてくるな」


彼はまだ山になっている脱ぎ散らかした洋服に視線を送る。


「いけないに決まってます。こんな立派なマンションを借りられるなら、いえ買われたんですか?」
「あぁ、買った」


あっさり言える彼がうらやましいが、努力して弁護士になったのだろうし、当然の報酬か。


「すごいですね。マンションを買える資金をお持ちでしたら、ハウスキーパーを入れたらいかがです?」


片づけが苦手なら、せめてそういうサービスを利用すればいいのに。


「無理なんだよね。仕事を持ち帰ることもあるから、守秘義務ってのが……」


なるほど。見られては困る書類があるのか。


「それに、休みの日はひとりでくつろぎたいだろ?」

「あっ、押しかけてすみません」

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