冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
再びリビングに戻ると、八木沢さんがソファでうたた寝していた。

疲れてるのかな。
急ぎの案件があったようだし。

布団をかけてあげたかったけれど、さすがに勝手にベッドルームには入れない。

私は自分が着てきたカーディガンをかけて、一旦外出することにした。


今日は日差しが暖かく、道端に並ぶ桜の淡いピンクの花びらが風にあおられて青い空に舞っている。

美しい光景に目を奪われながら私が向かった先は、ここに来るときに見かけたスーパーだ。

お金が余るほどありそうなのにカップラーメンの容器が散乱していたので、食にも無頓着な人なのかもしれないと思い、なにか食事を用意しようと思ったのだ。

お刺身のおいしい定食屋さんに行けばいいのにと思ったけれど、あまり行かないのかな。

食材を買い込んで再びマンションに戻ったが、八木沢さんは気持ちよさそうに眠っていた。

私はすぐに調理を始めた。

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