冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
献立はブロッコリーとコーンのガーリックソテーを添えた照り焼きチキン。
それと、たまごのスープだ。

それにしてもこのキッチン。
調理台は広いしコンロは火力があるしすごく使いやすい。


「なにやってんだ?」


そろそろできあがるという頃、突然背後から話しかけられてビクッとする。


「勝手にすみません。お腹が空いちゃって……」


なんとなく八木沢さんのために作りましたとは言えなくて濁した。

それなら家に帰って食べればいいのにと自分でつっこみを入れたが、彼は「うまそうだ」頬を緩ませる。


「よかったら、どうぞ」


ダイニングテーブルに料理を運ぶ。


「あれっ、これはウルフレックスですね」


このテーブルはたしか六十万ほどするはずだ。
シンプルなのに上品さを感じる。

片づけしているときは夢中で気づかなかった。


「そうだったかな」
「ご自分で選ばれたんですか?」
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