冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「家具屋に行って、第一印象で即決」
「あはは」


そうだとしたら、片づけはできなくてもセンスはいいに違いない。

でも、この口ぶりでは値段も見ずに決めたんだろうな。


「なんでもよく知ってるな」

「カタログコレクターなんです。いいものを知っていないとお客さまに薦められないので、常にアンテナは張っています。それと、理想の家具を自分の部屋に置いたところをパースにして満足してるんです」


もちろん買えないからだ。


「家具を変えてもいいと思ってたけど」

「なに言ってるんですか!こんなに素敵な家具があるんだから、生かしますよ。私を見くびらないでください」


なんて大口を叩いたが、無職のインテリアコーディネーターの発言なんて説得力がない。


「お手並み拝見だ」


彼はにやりと笑う。
しまった。自分でハードル上げてしまった。


「も、もちろんです」
「まずはチキンのお手並み拝見」


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