冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
八木沢さんって、結構イジワルかも。

口に合わなかったらどうしようと心配してドキドキしていると、チキンを咀嚼した彼はうなずいている。

気に入ってくれた?


「新見さんさ」
「は、はいっ」
「インテリアの仕事に来るとき、飯も作ってくれない?もちろん報酬は払うから」


気に入ったってこと?


「いいですよ。報酬もいりません。一時間五万の人に言われても……」
「それじゃあ食費は渡す。明日はどう?」
「明日?」


来週の話かと思ったのに、明日とは。


「一日じゃ片づかないだろ。このままにしておくと、来週には元通りになってるぞ」

「やめてください。それじゃあ、毎週通わないといけないじゃないですか」


いつまで経ってもインテリアコーディネートが始められない。


「毎週通えばいいだろ」
「ん?」
「カッシーヌのソファに座るために」


よほどチキンが気に入ったのかと思ったけれど、そっちか……。
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