冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
翌週の週末も同じことの繰り返し。


「お願いですから、ちゃんと片づけてください。カッシーヌが泣きます」


インテリアの仕事ではなく、片づけに通っているような気がしてきた。

しかも肝心の仕事のほうは、何枚パースを描いても「もう一枚」と言われてしまい、気に入ってもらえないでいる。

ペットボトルをごみ袋に入れながら注意すると、ソファに座って余裕顔の八木沢さんが、「新見さんがもっと通ってくれば解決するだろ」とわけのわからない返事をした。

土日はほとんどここにいるでしょう?
平日も来いと?


「私は家政婦じゃなくて、インテリアコーディネーターとしてお邪魔してるんです」

「もちろん、それも含めて。給料ないのに家賃きついだろ?ここに住めば?」

「は?」


家賃がきついのは認める。
引っ越しを考えたものの、引っ越し費用と次のアパートの初期費用が払えそうになくて、わりと切羽詰まっているのだ。

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