冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
結婚適齢期というものに差しかかっている私は、採用してもすぐに寿退社するのではないかとか、産休や育休を取り戦力にならないのではないかという懸念があると、登録した転職サイトの担当者に言われたが、その通りなのかもしれない。


「あーぁ。どうしよう」


男性の寿退社なんてほとんど聞かないし、実際に妊娠、出産するのは女性なので、そうした心配があるのは仕方がないとも思う。

けれど、それが理由で好きな仕事に携われないのだとしたら悔しい。


インテリアコーディネーターの仕事をあきらめるしかないのかな。
そうすれば応募できる会社も増える。

脱力してベッドに寝そべると、八木沢さんから電話が入った。


「もしもし」

『八木沢だ。示談書と示談金をもらってきたから、事務所に取りに来て』

「本当にありがとうございました。何時頃がいいでしょうか?」
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