冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
でも、その後結婚の約束をしたのだからと、堂々と答えた。


「そう答えろと言われているんでしょう? ほんと、八木沢さんは優しいんだから。ピンチを救ってもらったのを、私が恋だと勘違いしていると思ってるみたいですけど、大丈夫。そんなことは関係なく、私は八木沢さんが好きなの」


えぇっ?

つまり、児玉さんが彬さんを好きなのは、借金から助けてもらったからではないということ?

彬さんはそれを心配しているわけではなく、単に児玉さんとお付き合いする気がないだけだと思うんだけど。

でも、私からそうは言えない。

「だから、婚約者のふりなんていらないわ。だいたいあなた、ご自分で八木沢さんにふさわしいとお思いですか? 八木沢さんは私みたいなタイプがお好きなのよ」


彼女は私を侮辱して鼻で笑う。

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