冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
それに、会社の法務にかかわっているだろう彬さんと、モデルルームのインテリアコーディネートをしている私にこれからも接点はないだろうし、この建設会社の社員も気づかないだろう。

そんなことを考えながら、近くの地下鉄の駅へと急いだ。



マンションに戻ってペンダントライトの発注を済ませた頃、彬さんから電話が入った。


「もしもし」
『七緒。今やってる仕事って、西岩建設のモデルルームなのか?』


なぜか焦りを纏った声を不思議に思う。


「そうです。彬さん、本社にいましたよね」

『あぁ、顧問弁護士をやっている。七緒……今すぐその仕事から手を引け』

「えっ? どうして?」


私が追加で仕事を契約できたのをすごく喜んでくれたのに、今になってなぜ?


『西岩だけはダメだ』

「彬さん、顧問弁護士をやってるんでしょ?」


それなのに、その会社がダメってどういうこと?


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