冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「妊娠中、しかも切迫早産という事態では、八木沢も心配でたまらないと思います。でも、今日も一緒に帰宅したら、七緒さんまでゴシップ誌の餌食となりかねない。アイツはそれが嫌で、私に七緒さんを送るようにと言ったんです。おそらく、実家にと口にしたのもそのせいかと」
彬さんは私を最優先に考えてくれていたのに、昨晩は責めるようなことを言ってしまった。
「今はマスコミ対応の打ち合わせに西岩建設に行っていますが、すぐに帰宅するはずです。なにもしゃべるなと指示するだけですし。帰ったら、心配かけるなと怒っていいですから」
「怒るなんて」
「八木沢、いつも偉そうにしてますけど、多分七緒さんには頭が上がらないですよ。アイツが叱られてしょげるところ、覗きたい」
九条さんはおかしそうに肩を揺らす。
「私、彬さんになにをしてあげられるでしょう」
彬さんは私を最優先に考えてくれていたのに、昨晩は責めるようなことを言ってしまった。
「今はマスコミ対応の打ち合わせに西岩建設に行っていますが、すぐに帰宅するはずです。なにもしゃべるなと指示するだけですし。帰ったら、心配かけるなと怒っていいですから」
「怒るなんて」
「八木沢、いつも偉そうにしてますけど、多分七緒さんには頭が上がらないですよ。アイツが叱られてしょげるところ、覗きたい」
九条さんはおかしそうに肩を揺らす。
「私、彬さんになにをしてあげられるでしょう」