冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「元気な赤ちゃんを生むことですよ。八木沢の願いは、七緒さんとお腹の子の幸せなんです。八木沢のことは、俺も全力でサポートします。七緒さんは、アイツを信じるだけでいい」


信じる……。それならできる。


「はい。私はたとえ最後のひとりになっても、彬さんを信じます」

「最後のひとりにはさせません。俺たち仲間も信じてますから」

「ありがとうございます」


彬さんはきっと幸せ者だ。
こんなに絆の強い仲間がいる。


マンションの車寄せに入るとき、九条さんが「いるな」とつぶやいたが、おそらくゴシップ誌のカメラマンのことだろう。

緊張したもののなにもなく、「依頼されているから」と言う九条さんに、部屋まで送り届けてもらった。



ベッドに入り、おとなしく彬さんを待つことにした。

あれこれ考えても仕方がない。
九条さんと話したように彬さんを信じるだけだと思ったら、不安も軽くなった。


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