冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「七緒さん、八木沢に全部吐けと言っておいてください。アイツは俺たちに迷惑をかけたくないんでしょうけど、くだらない遠慮をされるほうが腹が立つ。今日は、八木沢は?」
「私が休んでいるうちにいなくなっていて」
「まったく。こんなかわいい子を置いてどこに行ってるんだか。知ってます? アイツ、七緒さんと櫂くんの写真、手帳に挟んで肌身離さず持ってるんですよ」
それは知らなかった。
「結婚してから、優しさというものを身につけたようですね。七緒さんの影響でしょうけど」
「私の?」
「はい。七緒さんがパワハラに悩んでいた頃、他人のために自分を犠牲にできる人間がいるんだなとしきりに感心していたんです。ここだけの話、八木沢が報酬なしで動いたのは、七緒さんのときだけなんです」
九条さんの言葉に驚き、瞬きを繰り返す。
「私が休んでいるうちにいなくなっていて」
「まったく。こんなかわいい子を置いてどこに行ってるんだか。知ってます? アイツ、七緒さんと櫂くんの写真、手帳に挟んで肌身離さず持ってるんですよ」
それは知らなかった。
「結婚してから、優しさというものを身につけたようですね。七緒さんの影響でしょうけど」
「私の?」
「はい。七緒さんがパワハラに悩んでいた頃、他人のために自分を犠牲にできる人間がいるんだなとしきりに感心していたんです。ここだけの話、八木沢が報酬なしで動いたのは、七緒さんのときだけなんです」
九条さんの言葉に驚き、瞬きを繰り返す。