冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「この件は私たちに任せてください。なにも心配いりません。気になることがあれば、またご連絡ください」

「ありがとうございます」


迷って九条さんに電話をしてしまったけれど、すごく心が軽くなった。


その後、櫂が泣きだしたが彼は嫌な顔ひとつせず、マスコミがまだ張っているかもしれないとマンションまで送ってくれた。

彬さんには素敵な仲間がいる。
絶対に大丈夫だと感じた。



部屋の鍵を開けると、「七緒!」と彬さんが中から飛び出してくる。
先に帰っていたようだ。


「あ、ただいま」
「ただいまじゃない。いないから焦った」
「彬さんもいなかったですけどね」


私が指摘すると「まあ……」とバツの悪い顔をしている。


「散歩?」
「いえ。九条さんに会ってたんです」
「なんで九条?」


あからさまに顔をしかめる彼は、私からバッグを受け取り、リビングに促した。


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