冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
守るなんてたいそうなことを口にしているが、実際なにかできるわけじゃない。

でも、彼ひとりに頑張らせたくない。


「とりあえず、櫂のおむつを替えてくれますか? 私、荷物を片づけてきます」


私はわざと櫂を彬さんに託した。

櫂も絶対にパパの味方だ。
ひとりじゃないとわかってほしい。

おむつをきれいにしてもらった櫂をベッドメリーの下に寝かせると、楽しそうに手を伸ばして遊び始めた。


「これ、見てしまいました」


彬さんは、櫂の様子を眺めながらリビングのソファに座る。
私も隣に腰掛けてファイルを渡した。


「あ……」

「それと、ジャケットのポケットに入っていた古い写真も。名札に〝うらかわあきら〟とありましたけど、これ、お父さまの記事ですよね」

「それで九条に?」


いろいろ察したらしい彼は、苦々しい顔をする。
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