冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「嘘つけ。こんな女の顔しておいて、ごまかせるわけないだろ」


彼は私の唇に指を這わせる。

どんな顔をしているの?

でも、ちょっと彼が欲しいなんてはしたないことを考えていなくもない。

櫂の世話にかかりっきりなので、彬さんとのスキンシップが少なくなっているからだ。


「疲れてるな。やっぱりやめよう」
「えっ?」


彼の言葉に反応して、そんな声が出てしまい慌てて口を押さえる。


「なんだ。俺が欲しいならそう言えよ」


にやりと笑う彼はちょっとイジワルだ。


「そんなわけな――」
「強情だな。俺は七緒が欲しいけど?」


耳元でささやかれ、完落ちだ。


「私も……欲しい、です」


素直に答えると、なぜか彼のほうが顔を真っ赤にしている。


「お前さ、そういう不意打ちやめろよ。激しくなるぞ」
「えっ……あぁっ」


すぐに首筋に舌を這わせられて、我慢できずに甘い声が漏れた。

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