冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
経理の仕事を軽んじているわけでは決してないが、私はこの会社にインテリアコーディネーターとして採用された。

だからここに就職を決めたのに、専門職から外されるなんて。

しかも、どう考えても尾崎さんのセクハラの件で物申したのを根に持った報復だ。

でも、どうしたらいいの?

そのとき『あなたが知らないだけで、コンプラに関する部署があるのではないでしょうか?』という八木沢さんの言葉を思い出した。

そこで不当な異動を訴えれば撤回してもらえるかも。

どこに赴いたらいいのかわからなかったけれど、とにかく人事に行ってみようと一階上のフロアに向かった。


人事部の隣は経理部だ。
来週からここで働く自分のイメージなんてとてもできず、なんとか異動を撤回してもらいたいとノックをしてドアを開ける。


「失礼します。異動の件でお話が……」


< 47 / 342 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop