冷徹弁護士の独占欲にママとベビーは抗えない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「あなたが優秀なのはわかりました。経理部でもその能力を生かしてくださいね」


まるで聞く耳を持たない下川さんに唖然として言葉が出てこなくなった。


「あぁ、最近SNSで上司や会社への文句などを上げる人がいるけど、それこそコンプラ違反だから。人事異動は希望が通るとは限らないんだよ。それではこれで」


八木沢さんはコンプラを扱う部署に相談すればいいと話していたけれど、まるで埒が明かない。

味方になってくれるどころか、私が悪いと決めつけられたかのような話の流れに悔しくて唇を噛みしめた。

どうしたらいい?
経理に行くしかないの?

肩を落としたまま部署に戻ると、丹下さんがちょうど出てきた。


「おぉ。新見、今日の飲み会行くだろ?もう皆出たぞ」

「飲み会?」

「園田部長から連絡来ただろ?」


それを聞いてぞっとした。
私だけ連絡されていないのだ。

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